案外ちょろい?現役理系大学院生が大学院生活を語ってみた

2022-05-05




主
こんにちは、主です!

某国立大学で大学院生をしております。

 

今年から晴れて大学院生となったわけですが、入学前は授業・研究・学会発表と何かとすることが多くてちょっぴり不安でした。

 

学部生時代は2回生あたりで卒業要件単位をほとんど取得していたため、残りの2年間はめちゃくちゃのーんびり過ごしていました。

 

主
研究ゼミも週に数時間しかありませんでした!

 

そのため、学部時代とのギャップなんかもありそうで。。。

 

「早起きできるかな?」

「学会発表怖い。。。」

「就活もしなきゃ。」

 

そんなこんなで始まった大学院生活ですが、スタートを切ってみると

 

思ってたんと違う!案外楽や!

 

ってことに気付いたんですね。

 

てことで、今回はそんな大学院生活を現役大学院生が解説しちゃいます。

 

こんな方におすすめ

  • 大学院進学を考えている方
  • 大学院生活が気になる方
  • 何となく知りたい方

 

注意:こちらの記事は一大学院生が実際に感じ、経験したことを元に作成した記事です。一意見として生暖かい目で見ていただければと思います。



自己紹介

本題に入る前に少しばかり自己紹介を。

 

名前:主(ぬし)

年齢:22歳

性別:♂

大学:某国立大学大学院

専攻:理系(数学・コンピュータを扱ってます)

保有資格:運転免許、基本情報技術者資格、TOEIC750点

備考:一人暮らしをしております。趣味は映画・アニメ鑑賞、サッカー観戦、もちろん恋人いない。好きな食べ物は高菜炒め。地元企業に就職し、温泉に入って美味しい定食を食べて帰るのが当たり前な日常を送ることが夢。

 

備考が長くなりましたが、こんな感じです!

 



大学院生活について

 

ではでは、本題の大学院生活についてお話ししていきます!

授業がめちゃくちゃ楽

僕が大学院に進学してまず驚いたことが、

 

授業がめちゃくちゃ楽

だったことです。

 

どんな難解な問題を解かされるのかヒヤヒヤしていましたが、基本的に講義+演習といった構成で学部時代と全く変わりませんでした。

 

そして、成績評価についてはレポート提出がほとんどです。

 

そうです。テストがありません!

 

授業も楽。成績もレポート出しておけば何とかなる。

 

「大学院生、大丈夫なの?」

 

そう思われた方もいらっしゃると思います。

 

しかし、これにはちゃんとした理由があります。

 

というのも後程お話ししますが、大学院生の本文は研究です。

 

学会発表、修論作成、学術雑誌掲載用論文作成などがあり、そちらに注力しなければなりません。

 

同じ道を辿ってきた先生方だからこそ、その重要性も十分に理解しており、その結果、言い方が悪いかもしれませんが楽な授業が多いのだと考えられます。

 

実際に、多くの先生が

「研究を優先してください。」

と初回の授業でお話ししていました。

 

中には、先生の興味のある話を少し聞いて、先生の気が済んだら感想を書いて終わる授業なんかもあったりします。(笑)

 

これが結構、面白かったりします。



基本的には自由

そして、大学院生活で次に驚いたことが「自由時間」が思っていた以上にあることです。

 

大学院生にも学部生同様に卒業要件単位数というものがあります。

 

卒業要件単位数とはその名の通り、卒業するために必要な単位数のことです。

 

学部時代は確か、4年間で120~130単位ほど必要だったのですが、大学院では2年間でたったの30単位!

 

さらには、この30単位の中に10単位ほど修論研究が含まれいます。

 

何ということでしょう。

 

実質20単位だけです。

 

毎日学校に通うとしても、1日1、2個授業を受けるだけで余裕で卒業要件単位をクリアできます。

 

僕の場合は土日祝+週2日休みがあります。(笑)

 

まあ、研究で学校に行ったりもしますが、それでも自由時間は十分に確保できます。

 

そのため、最近は資格の勉強だったり、企業研究、趣味に時間を充てています。

 

新しい出会いがある

大学院では、内部進学者だけでなく、外部(他の大学、企業)からやってくる学生さんもちらほらいます。

 

また、共同研究や学会発表で知り合った教授や他大学院の学生さんと知り合うこともできます。

 

学部時代に仲良くしていた友人がみんな就職してしまってボッチなんだが。。。?!って方にとってはとても有難い機会です。

 

↑僕のことです。(笑)

 

僕の研究生活

先ほどもお話ししましたが、大学院生の本文は研究です。

 

大学院生の中には、休みの日であっても足繁く学校に行って研究したり、毎日定時に実験データを取ったりと忙しく過ごしている方もいますが、僕の場合は「プログラムを書く、実行する、結果をまとめる」がメイン作業ですので、週一回のセミナーに出て後は自分のペースで気が向いたときに自宅でキーボードをカタカタしてます。

 

でも、研究室にこもってひたすら研究することにちょっとした憧れもあります。

 

だって、大学院生っぽいじゃないですか!

 

ちなみに今は、学部時代の研究結果の検証を行っています。

 



学会発表をしなければならないらしい

僕の研究科では暗黙の了解として学会発表が卒業要件として設定されているようです。

 

まあ、一回でいいんですけどね。

 

学会発表というのは、学内外の専門家や同じ分野を研究している学生さんたちが集まって、それぞれ自分の研究内容を発表したり、人の発表を聞いたりして意見交換し合う会のようです。

 

学会発表は毎年数回、各地で行われているようで、僕の場合は自分の研究がひと段落したら早めに行うと担当教授から連絡がありました。

 

緊張するなぁ怖いなぁ。

 

しかし、学会発表なんて今のうちにしか経験できませんからね!

 

楽しみにしてます!そう自分に言い聞かせています!

 

それに、学会での発表経験は博士課程に進学するにしても就活するにしても役立つと思うので、気合入れて頑張ります。

 

学術論文を作成することもある

大学院生でも、研究や学会発表が早めに終わり、時間がある場合などには学術雑誌に掲載するようの論文を書くことがあるそうです。

 

学術雑誌に自分の名前が載る。。。

 

考えただけでもワクワクします!

 

日本の学術雑誌はもちろん、海外の学術雑誌に掲載されることもあるようで。。。僕が現在行っている研究はグローバルな研究と言いますか、元になった研究が海外の方のものなので、学術雑誌に載せるなら英語で論文を書くよ!と言われました。

 

まあ、まだまだ遠い話ではありますが。。。

 

学術雑誌に論文を掲載することは、就活や進学時に役立つことに加え、奨学金の返還免除が受けられる可能性もあるらしいので、掲載目指して頑張ります!

 



最後に

いかがだったでしょうか。

 

「大学院の実態」について何となく掴めましたか?

 

僕個人の考えですが、大学院は大して学部と違いありません。

 

強いて言うならば、大学院では研究に重きを置いていて、学会発表があるくらい?ですかね。

 

この記事を読んでくださっている学生さんの中には、僕のように大学院ではのんびり過ごしたいと思っている方や、一方で、研究を頑張りたい!という方もいらっしゃるかと思います。

 

ここで重要なのが、自分のしたいことを実現できる研究室を選ぶことです。

 

早めに情報収集をしっかり行い、その研究室に入れるよう勉強や研究を頑張りましょう!

 

 

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

他にも大学/大学院生活に関する記事を書いています。気になったからは是非!

 

 







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