大学院生はアルバイトしてるの?現役大学院生がアルバイトに関するあれこれをお話ししています!
この記事を読んでくださっている方の多くが大学院生もしくは大学院進学を考えている方だと思います。
大学院では研究や授業、学会発表、論文作成、就活など限られた時間でやらなければならないことが多く、学部生時代のように長時間アルバイトをすることが難しい場合が多いです。
しかし、生活費を稼ぐため、もしくは就職を視野に入れてアルバイトをしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。
「研究や就活と両立できるかな。。。」
「大学院生がアルバイトをするメリットは何?」
「大学院生はどんなアルバイトをしているの?」
本記事では、そのような疑問にお答えすべく、現役大学院生が大学院生のアルバイト状況やアルバイトに関するあれこれを解説しています。
このような方におすすめの記事です!
- 大学院生のアルバイト事情を知りたい方
- 効率的に稼げるアルバイトを探している方
- 大学院への進学を考えている方
目次
大学院生でもアルバイトはできるのか?
結論からお話ししますと、大学院生でもアルバイトは可能です。

また後でお話ししますが、職種的には、学部生の頃から続けているものや、新しく始めたアルバイトなど様々です。
大学院生にはこんなアルバイトがおすすめ
先ほどもお話ししましたが、大学院生でもアルバイトは可能です。
しかし、研究など色々としなければならないことが多い大学院生。。。あまり時間に拘束されたくはないですよね?
そこで、以下のようなアルバイトを探してみることをおすすめします。
シフトの自由度が高い
大学院生活では、研究が上手く進まなかったり、学会に駆り出されたりして、急遽アルバイトの時間を削らなければならないような状況に陥ることがあります。
シフトの自由度が低ければ、このような状況に上手く対処できないため、大学院生活を送るうえで支障が出てきてしまいます。
休みたいときに休むことができるアルバイトを選ぶことをおすすめします。
時給が高い
忙しい大学院生がアルバイトに費やすことができる時間は限られています。
時給が高いアルバイトを選んで効率的にお金を稼ぐことで、自由時間の確保や研究に回すことができる時間を増やすことができます。
ポイント
大学院生の時給が高く設定されているアルバイトもあります。
スキルアップにつながる
具体的には、自分が将来就きたい職種に関連する仕事や、自分のスキルを活かせる仕事を積極的に探してみましょう。
お金を稼ぐこと以外に目的を見出すことでモチベーションアップに繋がります。
大学院生が実際にしているアルバイト
では、実際に大学院生がしているアルバイトをいくつかご紹介します。
TA (Teaching Assistant)
TAとはTeaching Assistantの略で、主に学部生の講義のアシスタントや、成績評価、資料整理等を行う仕事です。
自分の知識を生かすことができるほか、研究に役立ったり、時給が高かったりするため、大学院生にとても人気のある仕事です。
塾講師・家庭教師
塾講師や家庭教師も大学院生に人気があります。
一般的に時給が高いとされる塾講師・家庭教師ですが、大学院生であればさらに時給が高くなる傾向があります。
ただし、シフトの自由度としてはあまり高くないので、学会発表前など予定がある月には早めにシフトを組むようにしておきましょう。
アンケートモニター
隙間時間で少しずつお金を稼ぐことができるアンケートモニターもおすすめです!
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配達
自分の好きな時間に働くことができることから大学院生に人気があります。
近年、Uber EatsやWoltなどの配達サービスの普及で、人と関わることが苦手な方でも気軽にお金を稼ぐことができるようになっています。
距離や件数に応じて給料が決まる場合が多いため、モチベーションを高く保ったまま仕事を継続することができます。
IT関連企業
プログラミングやデータ管理などを学生に依頼する企業も少なくありません。

実務経験があることは就活時にも、就職してからも必ず役に立ちます。
また、他のアルバイトに比べて時給が高い場合が多いため、もし身近にアルバイトを雇っているIT関連企業があるのでしたら、一度面接を受けてみるのも良いでしょう。
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投資・ブログ運営
アルバイトというより副業に近いですが、投資やブログなどで生計を立てている大学院生もいます。
お金を稼ぐことだけでなく、投資では経済の動向や資金管理、ブログ運営ではサーバー管理やwebに関する知識などを身に付けることができます。
大学院生がアルバイトをするメリット
大学院生がアルバイトをすることで得られるメリットはたくさんあります。
スキルが身に付く
自分が身に付けたいスキルや既に持っているスキルを活かせるようなアルバイトをすることで、スキルアップを目指すことができます。
大学院での研究では身に付けることができないようなことでも、アルバイトを通して身に付けることができるかもしれません。
就職活動に役立つ
忙しい大学院生時代にアルバイトをしていたことは、「学業との両立ができる人」という印象を与えることができます。
また、アルバイトを通して身に付けたスキルや経験を活かせるような職場であれば、より高い評価を得られるでしょう。
金銭的余裕ができる
当然のことではありますが、アルバイトをすることで金銭的な余裕ができます。
アルバイトをして貯めたお金を好きなことに充てたり、就職活動、引っ越し費用等に充てることができます。
このような「必要経費」を早めに用意しておくことで、精神的にも余裕をもって研究や就職活動に取り組むことが可能です。
大学院生がアルバイトをするデメリット
ここまで、大学院生がアルバイトをすることで得られるメリットについていくつかご紹介してきました。
しかし、一方で、大学院生がアルバイトをすることで被るデメリットも存在します。
研究が疎かになる
ただでさえ忙しい大学院生がアルバイトをすることは、肉体的にも精神的にも大きな負荷がかかります。
アルバイトをすることで、研究に充てる時間を削ってしまったり、疲労が蓄積して研究に集中できないなんてこともあります。
アルバイトをする際には、しっかりと研究状況を把握して、無理のない範囲で取り組むようにしましょう。
自由時間が確保できなくなる
大学院は研究、授業、就活などがあり、まとまって休める時間は決して多くありません。
研究室によっては、休日出勤なんて当たり前。なんてところもあります。
アルバイトをすることで、その限られた自由時間がさらに少なくなってしまいます。
自由時間を確保することで、ストレスを緩和したり、多忙な大学院生活にも希望や生きがいを見出すことができます。
アルバイトをすることは金銭的な余裕に繋がりますが、それと同時に精神的な余裕も持てるようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
大学院生のアルバイトの実態について理解していただけたでしょうか。
アルバイトをすることで得られるメリットはたくさんありますが、一方で研究が疎かになったり授業や就活に影響を与えてしまうなどのデメリットも存在します。
僕個人の意見になりますが、大学院生はやはり研究を優先すべきだと思っています。
というのも、本格的な研究ができるのが大学院生と学部生との大きな違いです。
一方、アルバイトは学部生でもできます。
研究は、目に見える結果を出せる良い機会です。
研究で成果をあげることは、就職や進学に有利に働きます。
研究を頑張りつつ、アルバイトをするにしても無理のない範囲で取り組んでいきましょう。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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