【大学生】とある大学4回生の研究に奔走する一日

2022-05-05

 

主
こんにちは、主です!

某国立大学で理系の大学生をしております。

 

僕も今年で4回生。学部生卒業も間近。

 

時間が経つの早過ぎます。。。

 

僕は大学3回生までに卒業要件の単位を卒論を除いて全て取得していたため、4回生になった現在は講義を一つも受けていません。

 

いやー講義が無くて楽!暇!

 

なんてことはなく

「講義がないから暇でしょ♪研究しましょ♡」

 

って感じで教授から時間外研究をさせられています。

 

僕はやるべきことは手短に・簡潔に済ませ、それ以降はひたすら怠けるような性格なのですが、それが返って「やる気のある学生」とみなされ、やたらと熱心に教授が指導してくるのです。

 

嫌です。追加作業は大嫌いです。やめてください。

 

どれだけ目で訴えても全くもって効果はなく、本日も研究をしてまいりました。

 

主
良い人ではあるんですけどね。うん。

 

そこで、今回はそんな可哀想な大学4回生・主の一日についてお話させていただきます。



理系大学4回生のとある一日

本日のざっくりとしたスケジュールです。

 

大学4回生になると卒論に向けて研究が本格的に始まります。

 

僕は3回生の夏あたりには研究室配属が決まり、ちょくちょく顔を出していました。

 

主
研究室の配属時期は大学によって異なるようです。

当時は第一志望の研究室に配属されて非常に嬉しく、やる気に満ち溢れていたのですが、実際に研究をしてみると何のことやらさっぱり。

 

僕の研究はThe 理系って感じで、ひたすら数字と向き合います。

 

研究内容はよく分からないけど、やるべきことは何となく分かるので今のところ順調?に進んでいます。

 

しかし、順調に研究が進んでいるにも関わらず、僕の前にあいつがやって来たのです。

 

休日出勤メールでバッドモーニング

午前8時。

とある通知で目覚める。

 

昼過ぎに起きることも往々にしてあるため、休日にこんな朝早く目覚めたのは奇跡です。

 

起き抜けにホットコーヒーでも飲みながらゆっくりしよう。

そう決めて通知の中身を確認してみると、そこには

 

——————-教授からのメール♡—————–

「主君、おはようございます。

 

 

本日ですが、何か予定はあるでしょうか?

もし暇でしたら、昨日の結果を踏まえてもう少し研究の方を進めませんか?

 

 

私は気になりすぎて、結局一夜漬けしてしまいました。(笑)

 

 

空いている時間があれば教えてください。」

 

———————————————————-

 

 

とまあ、休日に一番来てほしくなかった連絡がやってきていました。

 

 

ここで断ったとしても、無理やりどこかで予定を組まれることは目に見えていたので渋々承諾。

 

 

先ほど申し上げたように、嫌なことはすぐに済ませるタイプなので、9時~研究室に向かうことに。

 

 

きりが良いところまで進まないと終わらないので、終了時刻は未定です。

 

はぁ。胃が痛い。



終わりの見えない研究が今幕を開けた

9時になりました。なってしまったようです。

 

研究室に到着。

 

本日の研究スケジュール

・教授が夜通し考えた「データから得られた推論」を共有してもらう

・昨日得たデータを違う形に変換する

・変換後のデータを見て、考察する

 

待て待て。

これ無限ループじゃん。明日も新しいデータ使って作業進めちゃうパターンじゃん。

 

なんて思いながら、研究開始です。

 

まずは、昨日のデータから得られた結果を教授と共有し、そのデータを違った形に変換する作業に入ります。

 

 

あーでもないこーでもないと議論を交わしているうちに1時間が経過。

 

 

ようやく昨日のデータから得られる結論にたどり着きました。

 

研究において、得られた成果がどのような結論に結び付くのかを考えることが一番重要なことなので、普段温和な先生もヒートアップします。

 

 

結論にたどり着いたら10分~20分くらいメモを取ります。

 

ここで休憩。

 

コーヒーを奢ってもらって、軽く談笑します。

 

本日のメイン作業「プログラム」を書いていくぞい

午前10時過ぎ。

 

ここからが本日のメイン作業。

 

昨日得られたデータを違った形に変換します。

 

簡単に説明すると、

 

f(x)って関数があるとします。

昨日得られたデータは「1,3,12,36,92,2002,100020,2188888,・・・・・」です。

 

f(x)を作成し、xにデータを一つずつ代入して変換後のデータを保存します。

 

 

概要はこんな感じです。

小学生でもできそう。

 

 

が、そんな単純な話ではなく、f(x)がちょう複雑だったり、そのまま計算すれば発散したり、データが多すぎてメモリオーバーになったり。。。。

 

 

色々と試行錯誤して、2時間程度でプログラムの作成完了。

無事、コンパイル&実行できました。

 

 

 

よーしさっさと結果を見て帰ろう。

 

 

 

そう安堵のため息をついていた矢先、計算量が多すぎて2,3時間ほど計算に時間がかかるとのこと。

 

 

いやもう驚かないよ、なんだかよく分からないけど、ちょっと楽しくなってきてるよ我。



教授と近くの定食屋へ

午後1時。

 

腹が減っては研究はできぬ。

 

大学近くの定食屋でランチを食します。

 

教授の奢りということなのでちょっとお高めの定食を。

 

この辺の距離感は教授によってバラバラですが、僕の教授は頼れる先輩っぽくて嫌いじゃないです。(ツンデレ

 

美味しいランチを終えたら、研究再会。。。とはならず、計算が終わるまではコーヒーを飲んだり、お話ししたりと時間を潰します。

 

ブログ執筆したい。。。

 

研究再会!データを見ていく

午後3時半。

 

さて、計算が終了したのでデータを見ていきます。

 

値が発散することも、変な値になっていることもなく、無事欲しいデータを取得できました!

 

主
いやー良かった!

今回は大丈夫でしたが、コンパイルできたから大丈夫。というわけではなく、今まで何度も計算・プログラムのやり直しをしてきました。。

 

理系あるあるですね。

 

 

結局、この日は得られたデータから特に良い結論が導けなかったので、保留としました。

 

今後はデータをグラフ化したりして視覚的に何を表しているのかを探っていきます。

 

それでも欲しい結論が導け出せなかったら、違ったアプローチの仕方を考える必要があります。

 

 

 

ん?何だか嫌な予感がするぞ。

 

 

 

帰宅の準備をしていると教授から

「明日もしようよ!」

 

 

まじかよ。。。。。

 

 

 

でも、あんなキラキラした瞳を見たら断れねぇよ。。。

 

 

明日も研究します。

 

勘弁してくれ。(笑)

 

書類を作成・提出

午後4時。

 

学校に来たついでに提出しなければならない書類があったので、さくっと作成して事務に提出しに行きます。

 

大学生にもなると、諸々自分で書類を書いたり、提出しなければならないので面倒です。

 

こういった作業苦手なんだよなぁ。

 

中間発表の資料作成

午後5時。

 

本日の研究は終わりましたが、近々中間発表があるのでその資料を作成します。

 

 

中間発表では、研究の進捗状況を確認するために他の研究室の教授に自分の研究内容を発表します。

 

適当に資料を作成して発表しても良いのですが、どうせ卒論で資料作成しなければならないので練習がてら真面目に作成します。

 

主
卒論はそれを添削するだけでOKって状況にします。

 

そのため、結構時間がかかる。。。

 

何だかんだで4時間ほどで出来上がりました。

 

 

後は、中間発表前に少し添削したりするだけ。

 

 

疲れたーーーーーーーー

 

ゲームしてアニメ見て寝て起きて。

午後22時。

 

どこへいった我の休日よ。

 

 

一日の最後には最近ハマっているゲームをして、海外サッカー・アニメを観ます。

 

 

アニメは「86」とか「先輩がうざい後輩の話」とかを観ていました。

 

 

シンエイまじかっこよす。桜井さんまじタイプ。

 

 

そして、明日も研究があるので続きが気になるところではありますが、寝ます。

 

 

 

ほんっと、疲れた!

 

最後に

僕の研究漬けの一日、いかがだったでしょうか。

 

なかなかにハードでしたが、理系の卒論生とはこんなものです。

 

僕の知り合いには週6で研究室に通っている人もいます。

 

それに比べれば僕なんてまだまだですね。

 

 

この記事を読んでくださっている方の中には、僕同様、研究に明け暮れているという方もいらっしゃるかと思います。

 

お互い、無理しない程度に頑張りましょう!

 

まだ、研究が始まっていないという方も研究室選びや研究内容の決定の際には自分に合っているかなど十分に吟味して楽しい研究ライフを過ごしてください。

 

 

それでは!