FE持ちの大学生が応用情報技術者試験を受けるお話し その1
このシリーズでは、FE持ちの現役大学生・主が応用情報技術者試験を受験するまでの道のりをリアルタイムでお届けしております。
前回は応用情報技術者試験とは何者なのか?また、大学生が受けるメリットについてご紹介しましたが、今回からは実際に応用情報技術者試験の問題を解てみた感想や結果についてご報告していきます!
前回の記事をまだ見ていないという方はぜひ!

さて、基本情報技術者試験合格から1年ほどが経過しました。
その間、ほとんど情報系のお勉強はしておりません!!!
そして先程、こちらのサイトを利用させていただいて試験形式で応用情報技術者試験午前問題を80問ほど解いてみました!
1年ほどブランクはありますが、
そう思っていました。
そんな軽い気持ちで一通り問題を解き終え、結果を見てみると。。。
なんと、80問中35問しか正解していませんでした!

正答率はたったの43.8%。
感覚的には6割は超えたかな~って感じだったので少しショック。。。
結果を詳しく見てみると
全体的に微妙ですが、特にストラテジにミスが多いようです。
「企業と法務」「経営戦略」「システム戦略」このあたりの分野です。
売上高が~とか著作権が~とかですね。
この辺は基本情報の時にしっかり覚えていたはずなのですが。。。1年経ったらさっぱりでしたね。
問題内容は基本情報とあまり違いはありませんでした!
しかし、何も悲観することはありません。
今回解いた問題の多くは「類似問題を解いたことがある」「キーワードは分かる」ものだったため、復習さえすれば解けるようになりそうです。
けれども、中には「何この言葉?」「完全に忘れてやがる!」なんて問題もいくつかあったので復習がてらメモしておきます。
分割統治法
様々なアルゴリズムに応用される基本的な考え方。
大きな問題を同じ構造を持つ小さな問題に分割。
分割した小さな問題の解を元の大きな問題の解に統合する方法。
分割数が増えるとメモリが足りなくなったりすることもある。
木構造の根・節・葉
どれがどれだか分からなくなる。
根・節は子を持ち、葉は持たない。
根は最上位の節。
考えれば分かりそうだが、なぜかいつも自信が持てない。
フリンの分類
並列処理を実現するプロセッサのアーキテクチャ。この言葉(フリンの分類)自体は覚える必要はない。
SISD・・・単一の命令で単一のデータを処理
SIMD・・・単一の命令で複数のデータを処理
MISD・・・複数の命令で単一のデータを処理
MIMD・・・複数の命令で複数のデータを処理
S=Single(単一の)
I=Instruction(命令)
M=Multiple(複数の)
D=Data(データ)
と覚えておくと良い。
DSP
digital signal processorの略で、ディジタル信号処理(画像・音楽処理)に特化したプロセッサのことを指す。
特徴として、規定時間内に処理を終わらせるため、積和演算を高速で処理できるように設計されている。
RAID5
RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせることで、可用性や信頼性を向上させる仕組みのことを指す。
RAID5ではパリティ情報(誤り訂正)を分散して書き込むことで、いずれかのディスクが故障してもデータを復元することができる。
また、パリティの保存には常に1台分のディスクを使用するため、実質的にデータ書き込みに使えるディスクは「構成している全ディスク数 ー1台」となる。
RAID5の他にも、代表的なものに
・複数台に異なるデータを書き込むRAID0(ストライピング)
・同データを複数のディスクに書き込むRAID1(ミラーリング)
などがある。
以上、第1回 「FE持ちの大学生が応用情報技術者試験を受けるお話し」
でした!
次も頑張るぞ~!